世界中の13歳から18歳までの子供達がだれでも参加できるグーグルサイエンスフェア(Google Science Fair)が開催されています。
このイベントは、グーグルやLEGO、ナショナルグラフィックなど大手企業が提供している子供達の「チャレンジする」という活動を応援するもので、科学的なテーマを決めて登録して、決められた期日である2015年5月18日までに自分の科学的なチャレンジを応募してグランプリを競うコンテストです。
- 応募には簡単ないくつかのルールがあります。
- 有害化学物質を使わないこと。人や動物に気概を加えないこと。
- 保護者の方から参加するという許可を取ること。
- 参加は1人でもグループでも可。但しグループは3人まで。
実験に関する様々な規定はこちらの「Googleサイエンスフェア2015公式規定(PDF)」で見ることができます。
さて、参加するにあたって、どんなことにチャレンジするかを決めなければいけないのですが、「アイデアの泉」というサーチエンジンを使って、自分の好きなもの、得意な事、したいこと。の3つのキーワードを入れると、こんなことにチャレンジしたらどう?というアイデアまで提供してくれる。
アイデアが決まったらいよいよプロジェクトサイトを構築してその進捗を進めて行かねばなりません。期間中、困ったことなどをGoogleハングアウトというテレビ会議システムを利用して大学の教授や専門家に相談することもできます。またサイエンスフェアのサイト内には、活動をサポートする様々な情報が入っています。
このイベントのすごいところは、子供達に科学的な挑戦をさせるだけでなく、それをサポートする先生や保護者がどのように子どもと関わって行けばいいのかという指導方法や各種ツールまで無償提供しているところ。そして、子供達が提出する資料には謝辞の欄もついており、協力者への感謝も忘れないようにとの気配りも用意されている。
グランプリには、50,000ドルの奨学金
気になる賞金ではあるが、こちらもすごい!
●グランプリ:
Googleより50,000ドルの奨学金
●準グランプリ:
LEGO Educationバックパック LEGO マインドストームセット
●イノベーター賞:
Scientific American から25,000ドルの賞金と1年分の教育指導
●テクノロジスト賞:
Googleより25000ドルの賞金と1年分の教育指導
●エクスプローラー賞:
ガラパボス諸島への10日間の旅行
●ビルダー賞:
デンマークのレゴ本社訪問・見学ツアーと、6ヶ月分の教育指導
●パイオニア賞:
カリフォルニア州モファヴェのヴァージン・ギャラクティックツアーに招待
●地域社会貢献賞
Scientific American より10000ドルの賞金と年間の教育指導
●起業家育成賞
Googleより10000ドルの賞金と1年間の教育指導
●アドバイザー賞
意欲を持って生徒の意識を引き出した教育者を表彰。Googleより10,000ドルとレゴ教育用品を購入う出来る5,000ドルのギフトカード
では、2014年のグランプリはどういった作品か見てみましょう。
▼13歳~14歳の部
▼15歳~16歳の部
▼17歳~18歳の部
このイベントは13歳~18歳という枠があるのものの、この枠にはまっていない子供でもこのガイドラインに従って保護者とともに、サイエンスフェアのサイトにあるツール群を使って科学的な事に挑戦するのもまた良い学習になるに違いありません。
お子様と一緒にチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
Google Science Fair 2015公式サイト
https://www.googlesciencefair.com/ja/
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