ホーム IT トピックス 注文した翌日に届く。生鮮食品を自宅配送「楽天ネットスーパー」エリア拡大

注文した翌日に届く。生鮮食品を自宅配送「楽天ネットスーパー」エリア拡大

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楽天マート PCカフェ

 

楽天マート PCカフェ

オンラインモールでおなじみの楽天が運営している楽天マートは、インターネット上で肉や野菜、魚などの生鮮食材を注文し、自宅まで配達してくれるサービス。3000円以上の購入で送料も無料になり、注文した翌日に届くという事から共働きで帰りが遅い夫婦や、車などを持たない高齢者らに人気のサービス。3月11日からさらにエリアが拡大される。

なんでも揃うまさにネット上のスーパーマーケット

楽天マートで取り扱う商品はまさに近所のスーパーマーケットと同様の品ぞろえ。生鮮野菜、魚、肉、飲料、お米など食材はもちろんの事、おむつや洗剤、トイレットペーパーなど日常の生活に必要なものはなんでもそろっている。

米や水、酒や瓶入りの商品など重たいものは運ぶのも大変だが、このサービスなら自宅前まで届けてくれるので子供が居る場合や沢山買い物する場合などには非常に助かる。

また共働きなどで帰りが遅く、なかなかスーパーが空いている時間に買い物に行けなかったり、高齢で車の運転なども行っておらず、なかなか外に出れないという方にも非常に便利なサービスになっている。

決済は、クレジットカードか、銀行引き落とし。クレジットカードの場合はネットからの注文のみとなり、すぐに利用開始が可能。銀行引き落としの場合は電話での注文も可能だが、手続きなどに1~2週間程度かかるとの事。

エリア拡大

3月11日からは、従来東京都と埼玉の一部だけのサービスだったものが、東京都は大部分をカバーし、神奈川、千葉にも拡大し、計71区・市まで拡大する。他店でも行われているサービスだが、楽天は既存の楽天会員がそのまま楽天マートの会員になれるなど、オンラインモールの強みを生かしてエリアや利用者の拡大を図っている。(詳しいエリアは楽天マートで)

?在庫をもつ大切さ、3月11日の震災から学ぶ

楽天の思いには、ラストワンマイルといわれる、顧客に品物を運ぶまでのあと1マイルの部分まで自社でうめようという思惑があるようだが、それ以上に、震災から学んだ在庫の大切さというものがあるという。東日本大震災の時にはサプライチェーンは崩壊し、現場に物資がないという状態が続いた。在庫リスクを考えれば極力在庫を持たずに、必要な時に必要なだけすぐに動かせる物流の整備が重要だが、それも震災のように道路も寸断されてしまってはまったく機能しない。ある程度現場近くにも物流倉庫に在庫をもって対応する必要もあるという事だ。

今後買い物難民対策など、高齢化社会に様々な問題を抱える日本にはネットスーパーは非常に重要な存在になってくる。各社が競ってエリア拡大がおこり、人口カバー率が向上することと、各地域での物流基盤の整備が発展のカギとなる。

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