海外旅行に行った時にも、日本でスマートフォンやiPhone,タブレット、ノートパソコンなどを使えると便利。メールチェックや、日本との連絡用に利用するだけでなく、旅先での情報検索、特にGoogleマップなどの地図系アプリが使えると、初めての地域ではとても便利。今回は海外でインターネットする際に役立つ海外で使える主要WiFiルーターのレンタルサービス料金を比較してみます。
スマフォ、iPhone、タブレット、 iPadをそのまま使う場合を知っておこう
スマートフォンやiPhone、タブレット、iPadなどは基本的にはそれぞれの端末の設定で「データローミング」をONにすれば使用可能になる。しかし、ドコモ、AU、ソフトバンクなど国内のキャリアが国によって提携しているキャリア(通信業者)が違うため、間違えて提携外の電波を拾って通信をしてしまうと高額な請求が来てしまう場合がある。海外設定を簡単に行うためのアプリなども用意されているが、慣れていないとちょっと心配だ。
以下に現在(2013年2月)のキャリア毎の海外パケット日額通信料を並べてみた。
▼大手通信キャリアの海外パケット日額料金
- NTTドコモ --- 日額1980円(20万パケットまで。それ以上は日額最大2,980円)
- AU --- 日額1980円(24.4MBまでのパケット。それ以上は日額最大2,980円)
- ソフトバンク --- 日額1980円(25MBまでのパケット。それ以上は日額最大2,980円)
ちなみに、20万パケットとは、1パケットが128b (バイト)なので、容量でいうと、24.4MB。現在のウェブサイトで考えれば、数十ページ見てしまえば、あっという間に上限の2980円に到達してしまう。
また、日額の計算にも落とし穴があり、あくまで日本時間で切り替えとなるため、時差がある海外ではタイミングによってはちょっとしか使わないのに日額まるまる取られてしまう場合もある。
海外ローミング設定をOFFでもWiFiルーターなら使える!
海外ローミングの設定は通常標準設定では「OFF」になっている。この状態であれば、海外のキャリアを拾ってパケット通信を行う心配はない。この状態でもWiFiなら使えるため、WiFiルーターを空港などでレンタルして持っていくのがベターだ。特にグループなどで行動する場合は、1台のWiFiルーターをレンタルしておけば、数人が同時につかえるというメリットもある。
なにより日額が地域にもよるが、1,000円以下の物が多く、レンタル日数だけ支払うため、料金体系も分かりやすく、また間違った通信業者に繋がって高額な請求が発生してしまうような心配もない。
良い点をまとめると、
- 1日のレンタル料通信料が合計で1,000円以下と安い。
- 設定が簡単。現地到着後、電源を入れて、端末に書かれたパスワードをWiFi設定に入れるだけ。日本国内でも先に設定してもっていける。
- 空港でピックアップ、返却もそのまま空港で可能。
- 1台で、5台?10台同時にインターネットが可能。
- 追加請求などの心配がない。
海外WiFiルーター業者は複数知っておこう!
現在、WiFiルーターの需要は非常に高く、特にスマフォやiPhone、タブレットなどの搭乗や、facebookなどのコミュニケーションツールの搭乗で、ビジネスマンだけでなく、一般旅行者も気軽にインターネットを利用したいという需要が多く、そのWiFiルーターレンタル業者の数も増えて来ている。ここでは比較といっているが、やはり安い業者からレンタルが埋まっていってしまうのが現状。海外WiFiルーターレンタル業者は複数知っておくと便利。
▼主要海外WiFiルーターレンタル業者一覧
グローバルデータ | 米国・カナダなど:980円?、 中国・マレーシアなど:680円? – |
グローバルWiFi | 米国・カナダなど:880円?、 中国:570円? 、マレーシア:670円? – |
テレコムスクエア | 米国・カナダなど:1,000円?、 中国など:700円? – |
G-Call | 米国・カナダなど:980円?、 中国など:650円? |
※ 空港での引き渡し場所や、オプションの保険料金など業者により異なるので詳細は各社ウェブサイトにて確認してください。
24時間海外からフリーコールでかけられるサポートセンターを用意している業者もあるため、WiFiの設定に弱い人でも気軽に持っていく事もできるし、日額200円前後で、万が一盗難や紛失した場合の保険などもある。また、WiFiルーターは電池もあまり長持ちしないため、予備バッテリーの貸し出しもある。
海外でもパケット通信を利用して、より快適な海外旅行、海外出張を楽しんで頂きたい。