なにか企画を練ったり、いろいろな考え事をするときに頭の中を整理したり、なにか新しいアイデアを思い浮かべたいときなどに役立つのが「マインドマップ」です。
思いついたキーワードをどんどん並べて繋いでいくマインドマップは頭の中を視覚的に整理できます。例えば下のマインドマップでは「雪まつり」というイベントを企画した際に何が必要で、そのお祭りをゼロから作り上げていくときにどんなことが必要かをマインドマップにしていったものです。
このように整理していくと、見落としもなくなり、また新しいアイデアや企画も思いつきます。
手書きでももちろんできますが、マインドマップは思いつきでどんどん書いていくためにあとで、位置を移動したり、色を変えたりが自在にできるとより便利です。つまりコンピュータを使って作るのが最適です。今回はさらにクラウド型の無料で使えるマインドマップ「コーグル」を紹介します。
Coggle(コーグル)はクラウド型
まるでグーグルのような呼び名のCoggle(コーグル)ですが、Googleアカウントを持っている方であれば誰でも利用できます。まずはCoggleのサイトにアクセスします。Coggleサイトが開いたら「サインアップ」をクリックします。
サイト内は完全に日本語化されていませんが、ログイン後の操作画面はほとんど日本語で利用できます。次の画面ではGoogleアカウントを持っている人は画面上部の「Sign in with Google」をクリックし、持っていない方は、下の方にある「Create a new account」という文字をクリックしてGoogleアカウントを取得します。
今回はGoogleアカウントを持っている前提で進めます。Googleアカウントを持っていない方は「Googleアカウントの作り方」をご覧ください。
サインインすると、以下のような画面で、どのような用途で使うかを聞かれます。まだ用途がはっきりしていない人は右下の「Other」を選択しましょう。
続いて、今回利用するクラウドサービスの設定になります。今回はマインドマップとして使いますので、 「Mind Map」をクリックして「Done」をクリックして設定を完了します。
今回は無料版のアカウントであるため、3つまでダイヤグラムを作成できます。有料版は月額$5で無制限にマインドマップを作成でき、より便利な機能も搭載されています。
以下が登録後の初期画面です。画面左上には自分のGoogleアカウントの情報が表示され、その下にはメニューが表示されています。まずは「ダイヤグラムを作成する」ボタンをクリックして新規にマインドマップを作ってみましょう。
マインドマップの作成画面が開きました。初回は画面右上に他の人と共有して共同作業に役立てようというメッセージでメールアドレスを入れる欄がでますが、これはあとでも共有をかけられますので、今回は閉じておきます。
以下のような画面が出ている場合は「今は隠す」で次の操作にすすみましょう。
まずは何について考えていくかを設定!
最初にグレーの枠があるので、その中にマインドマップを行うためのキーワードを入れます。今回は「雪まつりイベント」について考えていくため「雪まつりイベント」と入力します。
入力した枠の4つの辺の中央にはマインドマップの幹を出すためのトゲのような形があります。ここにマウスカーソルを合わせると「+」というマークがでますのでここをクリックしてみましょう。
クリックするとマインドマップの幹の先に次のキーワードを入力する画面が表示されます。ここに次の要素をテキストや画像、ウェブサイトへのリンクなどの形で入力することができます。ここでは「実行員会」と入力してみます。
同様に他のトゲの部分からも入力して以下のように1階層目を作ってみます。
次にさらに下の階層を作る場合は、下の階層を作りたい要素をクリックして「Tab」キーを押します。ここでは「実行委員会」の文字をクリックして「Tab」キーをクリックしてみます。すると次の階層が表示されますので、「委員長:山田太郎」と入力してみましょう。
同様に他のところも下の画像にならって入力してみます。複数の枝を1つの要素から出したい場合は、枝の付け根の部分にマウスカーソルを持っていくと「+」マークが表示されるので、そこをクリックします。
各要素はドラッグして好きな位置に配置することができますので、見やすいように移動させてみましょう。
このように簡単にマインドマップをクラウド上に展開でき自分の企画やアイデアを整理することができます。
是非活用してみてください。