Microsoft Outlookを利用してメールやスケジュールの管理をしていて、Google Apps(グーグルアップス)に乗り換えた場合、データの移行を非常にスムーズに行う事ができるのが、Googleが用意している「Migration Tool(ミグレーションツール)」です。
Microsoft Outlook 2003 , 2007, 2010からの移行が非常に簡単に行えるツールで、過去のEmailデータはもちろんの事、連絡先、カレンダー情報もGoogle Appsに一気に移動できます。
Google Appsアカウント取得後、一発でデータ移行完了
以下のステップで簡単に移行ができます。
1、以下サイトからダウンロード、インストールします。
Google Apps Migration for Microsoft Outlook
2、以下の画面が表示されたら「NEXT」をクリック
3、次の画面で、Google Appsのメールアドレスとそのパスワードを入力し、「NEXT」をクリックします。
4、メールアドレス、パスワードに入力間違いが無ければ次の画面がが表示されます。Migration ToolをインストールしたパソコンのOutlookから直接取り出すのか、それとも、.PSTファイル(Outlookのメールデータなどの情報が格納されているファイル)から直接読み込むのか選択します。その下のオプションでは「全てのデータ」を取り込むか「新しいデータ」のみを読み込むのか選択します。よくわからない方は念のため「Migrate all data(全てのデータ)」を読み込むことをお勧めします。
5、次に読み込むデータの種類を選択します。Google Appsでは、カレンダーによるスケジュール機能や連絡先も用意されておりますので、どのデータをAppsに持っていくのかここで選択します。
E-mailメッセージについては細かく設定が可能です。
- Junk Mail? ,,, 迷惑メールフォルダ
- Deleted iTems … 削除したメッセージ
日付によるメッセージの設定は以下の項目で行います。
- Migrate only email sent/received on or after:?? この項目をチェックすると指定した日付よりも後に送った、または受信したメールを移行します。
- Migrate only email sent/received on or before: この項目をチェックすると指定した日付以前に送った、または受信したメールを移行します。
設定後「Migratte」ボタンをクリックして移行が開始されます。
6、移行の進捗ステータスが表示されます。
7、以下のメッセージが表示されれば完了です。