今回のアップルスペシャルイベントは、アップルの本社があるクパティーノのタウンホールで行われました。ここのところアップルのスペシャルイベントというとでかい会場で行われていましたが、発表の内容にあっているのか、比較的小さめの会場だったように思います。
テレビなどの報道では、以前から話題になっていたiPhoneの小さい版、というよりも元に戻った感たっぷりのiPhone SEばかり取り上げられていますが、ほかにどんなことを言っていたのか、簡単にまとめてみました。
1、Apple環境への取り組み
Appleは自社製品の回収などにより製品で使われている様々な部品を素材に分解して使えるようにリサイクルに取り組んでいるという事、そしてAppleが持っているデータセンターや社屋で使う電力の100%を再生可能エネルギーでの利用を目指しています。
2、健康管理への取り組み
Appleが提供しているリサーチキットは、医学を向上させるためにつかうために作れらたもので、Appleの製品を使って健康状態を観察したり状態を見るために使うものであるという事、そしてCarekitと呼ばれる健康管理を行うための開発フレームワークでは、パーキンソン病用のものが用意されました。
3、Apple Watchに新しくナイロンバンドが登場した。
新しいバンドの素材としてナイロンバンドが登場しました。またレザーバンドも新しくなりました。Apple Watchに299ドルの低価格なものが登場し、だれでもこの価格で購入できるようになりました。
4、TvOSが新しくなりました。
TvOSでもSiriが使えるようになり、iCloudのフォトライブラリやライブフォトがパスコードで守られた環境で利用できるようになりました。
5、iPhoneに小型のSEが登場しました。
iPhoneが小型化され、SEという名称で登場 4インチのモニタに64bitのチップを搭載。1200万画素のカメラを搭載し、iPhone5sのころと比べてカメラスピードが50%アップされました。またさらに広いバンドのLTEに対応し、プロセッサのスピードもiPhone5Sに比べて3倍のスピードになりました。
6、iOS?の新機能
iOSについた新しいナイトシフト機能では、iOSを搭載した製品の画面の明るさを夜になるとブルーライトのものから暖かめの色にして、ユーザーの環境に配慮した色合いに自動的になります。またノートがパスワードでロックできるようになるのと、Carplayでは音楽機能とマップ機能がよりよくなりました。
7、iPad Proに新しいサイズが登場しました。
従来のiPad Air2の大きさでiPad Proが登場しました。4か所に設置されたスピーカーにより、どの向きでもサラウンドでよりよい音響環境になり、どんな環境下でもより反射が少ないスクリーンが使われるようになりました。iPad Air 2の1.8倍のスピードのCPUで、専用キーボードやApple pencilが利用可能になりました。また待望の256GBモデルも登場しました。
以上のようにいろいろと発表があったわけですが、iPhoneとiPadの発表がメインだっという事です。特に今回、iPadに大きな変更があったようです。
詳しくはAppleのサイトにて、
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