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iPhoneで操作するARを駆使したWiFiヘリコプタ

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iPhone, iPad, iPod touchで操縦可能な4つの羽を持つWiFiネットワークで操作するヘリコプターAR.Drone。ついにAR(Augmented Reality:拡張現実)を駆使したリモートコントロール可能な実用的な製品が登場した。iPhone, iPad, iPod touchの画面には、ヘリコプターの先端と下向きにつけられたカメラの映像がライブストリーミングされており、目視の範囲から隠れても操作が可能。

httpv://www.youtube.com/watch?v=R2mG2GKFOp4

この最先端技術を駆使したAR.Droneの機能を見ていこう。

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普通のヘリコプタに比べて操作が簡単

ラジコンヘリコプタなどでは、一般的にホバリングといわれる空中で静止する動作は難しい操作とされている。ところが、このAR.Droneは自動操縦プログラムを搭載しているため、離陸後高さ50cmの位置で自動的にホバリング。例えば何かの拍子でWiFiネットワークから切断されてしまったり、操作中にiPhoneに電話がかかってきても、自動的に空中で静止している。

httpv://www.youtube.com/watch?v=zBTW54SPU5

アプリを切り替えればARを駆使した様々なゲームにチャレンジできる。

AR.Droneを操作するためには、基本となる「AR.FREEFLIGHT」という基本ソフトをiPhone,iPad,iPodtouchなどにダウンロードします。このアプリでは、基本的なAR.Droneの操作のみが楽しめるものです。

ardronepursuit
AR.Free Flight - Parrot SA

※AppStoreのボタンをクリックすれば、このまま無料でダウンロード可能です。

http://www.youtube.com/watch?v=wtlp7jwvkd4

さらに、WiFiで繋がった2機のAR.Droneを利用して追跡ゲームが可能なアプリ「AR.PURSUIT」という対戦ゲームも用意されている。

ardronefreeflight
AR.Pursuit - Parrot SA
※AppStoreのボタンをクリックすれば、このまま無料でダウンロード可能です。

このゲームでは追跡する側と逃げる側が交互に入れ替わりながらゲームが進む。追跡するプレイヤーは2種類のミサイルが搭載され、AR上ではミサイルが発射され当たると得点が加算される。逃げる側は、逃げている時間に応じてポイントが加算される。ミサイルで追撃されると攻守が逆転する。

httpv://www.youtube.com/watch?v=TOSiLqHTQCU

屋内外で楽しめる!

屋内では、4つの穴が開いた屋内用の保護型ハルを装着して、壁にぶつかったときや対戦ゲームなどで接触した際に破損しないよう保護します。(下図は保護ハルが装着されたAR.Drone)

AR.Droneは屋外でも楽しめます。屋外用の流線型ハルを装着すると屋外での操作性が高まります。

様々な最新テクノロジー

AR.Droneには最新のテクノロジーが沢山搭載されています。機体には耐熱性、機械的強度などの耐久性を高めたPA66プラスチックやカーボンファイバーを採用。iPhone,iPad/iPod touchをインターフェイスとしたWiFi通信によるコントロールと操作画面への動画のストリーミング配信技術などが採用されている。

httpv://www.youtube.com/watch?v=2aDE5GcriHc

AR(Augmented Reality:拡張現実)では、2台のカメラを搭載し、前方のカメラは93°の広角レンズをもちいた640x480ピクセルの解像度でおよそ5m範囲で敵機への発砲や距離の測定を行っている。本体下部に下向きにつけられたカメラでは着陸地点の様子なども確認可能。超音波香時計も付いており、6m範囲での検地が可能。

httpv://www.youtube.com/watch?v=NJ7Vuxf75Es

公式サイトでパイロットアカデミーも用意されている。

日本語版ウェブサイトが用意されており、その中のパイロットアカデミーでは、動画で箱の開け方からバッテリーのセットの仕方、iPhoneでのアプリのダウンロード方法、基本操作、基本技術の習得の動画を見る事ができます。

▼Parrot社 AR.Drone公式サイト
http://ardrone.parrot.com/parrot-ar-drone/jp

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今後のアプリで楽しみが持続する!

このヘリコプターの凄いところは、アプリケーション次第で楽しみ方が広がるという事。実機は単なる現実世界で動くヘリコプターで、iPhoneのアプリを違うものに切り替えていけば様々なゲームが楽しめる事になる。現在はAppleのものに対応しているものの、今後はマルチプラットフォームでAndroidなどにも対応してくるでしょう。デベロッパー向けにこれらアプリ開発ツールが用意されているところをみると、サードパーティーからもアプリが発売される可能性も高く、いろいろなアイデアのアプリケーションにより実機が動くシュミレーターとして今後さらに豊富なアプリが発売されAR.Droneの楽しみ方が何倍にも膨らみます。