突然、ワードやエクセルのメニュー表記などが英語に
更新プログラムによる更新などの影響で利用中のワードやエクセルなどマイクロソフトのオフィスソフトのメニューやタブ、ウィンドウの表記が英語に変わってしまった、というときの対処法をご紹介します。
今回はOffice365の画面での解説となりますが、Office2016などでもほぼ同様に操作できます。
ご利用中のソフトウェアの構成や初期のインストール方法で手順が異なります。以下の3パターンについて解説しまうので、ご利用中の環境に併せて作業を行ってください。
- Officeソフトのオプション設定から変更する場合
- WindowsからOfficeソフトの修復を行う場合
- Microsoftストア版のオフィスをご利用中の場合
日本語環境に戻すための手順
1.まずはEXCELを起動し、「File」メニューから左下の「Options」を選択します。
2.表示されたOptionsウィンドウの左に並んでいるメニューから「Languages」をクリックして言語設定を行います。
右の欄の半分から下にある「Choose Display Language」から「Japanese(日本語)」を選択して、すぐ下の「Set as Default」をクリックします。
そのすぐ右の「Help Language」も「Japanese(日本語)」をクリックで選択して「Set as Default」をクリックします。
日本語を選択し終わったら右下の「OK」をクリックします。
3.図のようなウィンドウが表示されます。
書かれている内容は「設定を有効にするにはソフトを再起動してください」というものなので、一度エクセルを終了して、もう一度スタートメニューなどから起動します。
4.再度起動したエクセルの表示、メニューなどが日本語表示に変更されていることを確認します。
今回は何らかの原因で設定が変更されてしまった、という状況でしたが、外国人の方がそのパソコンを使用して作業する場合に設定を外国語に変更するときにも利用できます。
上記の方法で言語を変更できない場合
上記の方法で言語を変更できない場合はOfficeプログラムの修復を行います。
1.Windowsの画面左下にあるWindowsボタンをクリックし「歯車マーク」をクリックします。
2.表示された一覧の中から「アプリ」をクリックします。
3.利用中のパソコンにインストールされているプログラムの一覧が表示されます。
この中から「Microsoft Office 365」(Office2016の方はOffice2016を)をクリックして、表示された「変更」ボタンををクリックします。
4.修復方法について聞かれるので、「クイック修復」を選択して、したの「修復」ボタンをクリックします。
その後は指示に従い修復作業を進めていきます。
5.修復が完了しました。
6.Excelを再び起動して日本語の環境で起動できているかどうか確認します。
ストア版のOfficeの場合
一部のプリインストール版のオフィスやMicrosoftストア版の場合は前に説明した言語の設定などが行えないため(Windowsの設定に準拠することが前提)以下の手順で更新プログラムをインストールして修復します。
1.Microsoftストアのソフトを起動します。
起動後に右上の「・・・」のボタンをクリックし、表示されたメニューから「ダウンロードと更新」をクリックします。
2.右上にある青いボタン「最新情報を取得する」をクリックしてOffice関連のプログラムの最新版をダウンロード・インストールして更新します。
3.すべての項目のアップデートが終了したらMicrosoftストアを終了してExcelを起動します。
表示などが日本語環境に戻っていればOKです。