ホーム IT トピックス PHPの勉強をはじめよう!(開発環境構築編)

PHPの勉強をはじめよう!(開発環境構築編)

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ホームページの中に絶対使われているPHP
今回は、このPHPを学ぶための環境構築の作成方法をご紹介します。

PHPとは?

PHPとは、WebサイトにおいてWebページを生成するサーバー側のプログラム言語です。
他のプログラミング言語と比較して、仕様や文法が簡単なためプログラミングを学ぶうえで習得しやすいと言われています。またMySQLなどのデータベースとの連携が容易なことなどから、WordPressを含めたWebアプリケーションの開発にもよく使われる有名なスクリプト言語でもあります。

PHPで出来ること

PHPは、掲示板やお問い合わせフォームなど常に状態が変化するWebページの生成などに使われます。たとえば、問い合わせフォームでユーザーが入力した内容やショッピングカートでユーザーが購入した商品の種類や数によって確認画面などで表示される内容が変わりますが、これらはPHPの処理によって実現するものなのです。

開発環境構築編

PHPを動作させるには、”webサーバー”が必要になります。
また、アプリで扱うデータを保存しておくためには”データベースサーバー”が必要になります。

この二つを自身のパソコンにインストールし開発環境を整えます。これを”ローカル環境”と呼びます。

今回は、XAMPPというソフトウェアを使ってWindows10でローカル環境を構築します。

XAMPPとはクロスプラットフォームで起動する「Apache・MariaDB・PHP・Perl」を集めたパッケージソフトファイルです。

XAMPPインストール

以下のURLからXAMPPをインストールします。

https://www.apachefriends.org/jp/index.html

Windows向けのダウンロードボタンをクリックします。

ダウンロードが終了したら、ダウンロードされたファイルをクリックします。

ダウンロードの段階で、以下の画像のように警告が出ます。これは”ウイルスの対策ソフトによってインストールが遅くなったり、妨げられたりする場合があります。 その場合は以下のリンクを参照してみてください。”と言われていますのでOKをクリックして進みます。

次に”このアプリがデバイスに変更することを許可しますか?”と聞かれるので”はい”を選択します。

画像のように警告が出ますが、ここでは、”ユーザーのアカウント制御が有効になっているとXAMPPの一部機能が使えなくなります。”と聞かれるので了承してOKを押してください。

下記の表示が出たらNextをクリックします。

次の表示も変更することなくNextをクリックします。

次の表示も変更することなくNextをクリックします。

次の表示ではEnglishのままでNextをクリックします。

Learn more about Bitnami for XAMPPにある▢のチェックを外してNextをクリックします。

これでパッケージのインストールが始まります。

インストールが終わると以下のような警告が出ます。プライベートネットワークにチェックをして”アクセスを許可する”をクリックします。

”アクセスを許可する”をクリックすと、XAMPPが起動され以下のようにウィンドウが出てきます。

この中のApacheがwebサーバー、MySQLがデータベースになります。

Apacheの横にあるStartをクリックするとwebサーバーが起動します。
MySQLもクリックします。すると以下のように警告が出るので、プライベートネットワークにチェックをして”アクセスを許可する”をクリックします。

これでwebサーバーとデータベースを起動することができました。

ブラウザにアクセスして正常に起動しているか確認してみましょう。
Chromeやインターネットブラウザで”localhost”と入力してみましょう。

上記のようにXAMPPのページがあれば成功です。

では、XAMPPのフォルダがどこにあるかの確認をしておきましょう。

Windowsのエクスプローラを表示し、Cドライブの中を見ると”xampp”フォルダがあります。これがXAMPPがインストールされた場所です。

さらにその中を見てみると”htdocs”というフォルダがあると思います。このフォルダが「ドキュメントルート」という特別なフォルダに設定されており、ここにファイルを置くと、ブラウザから確認出来るようになります。

PHPファイルの設置

それでは、ここに初めてのPHPファイルを作成してみましょう。

今回はメモ帳にhello.worldと記述します。
拡張子を.phpに変更して、ファイル名を”hello.php”として、先程のhtdocsフォルダの下に保存します。

次に先ほど使用したインターネットブラウザに

http://localhost/hello.php

と入力します。

 

上記のように左上にhello.worldと出れば成功です。

このように作成したPHPプログラムを保存すると確認をすることができます。

まとめ

今回は、XAMPPを利用したPHPの開発環境構築の作成についてまとめてみました。

XAMPPは簡単にwebサーバーやデータベースの構築をすることができるため、PHPの学習以外にもHTMLやCSSの学習に役立てることができます。

この開発環境を利用してたくさんのプログラミングを試してみてください。