WWW (World Wide Web)の略語「ウェブ」
Web(ウェブ)は、正式名称をWorld Wide Web(ワールド・ワイド・ウェブ)といい、インターネット上にはサーバーと呼ばれるコンピュータが沢山接続されていて、そこに保存されている様々な情報(テキスト、画像、動画など)を閲覧できるシステムのことです。Webとは英語で「蜘蛛の巣」という意味があり、コンピューターがインターネット上にまるで蜘蛛の巣のように張り巡らされている事からWorld Wide Webは「世界規模の蜘蛛の巣」というように表現されています。
Webはどのような仕組みで接続されているか?
Webはドキュメントや画像、動画などのファイル類がハイパーリンクという形で繋がっています。テキストファイルなどにハイパーリンクを作成し、その行き先を指定することで、ファイルからファイルへと移動します。通常インターネット上のページを見ている際に、文字をクリックすると次の情報のページに進みますが、その機能の事を指しています。
Webとインターネットの違い
Webはインターネット上で情報を閲覧するためのシステムですが、インターネットそのものではありません。インターネットは、世界中のコンピュータネットワークが相互に接続された巨大なネットワークのことで、Webはその上で提供されるサービスの一つです。
Webの仕組み
Webは、以下の3つの要素で構成されています。
- URL (Uniform Resource Locator): WebページやWeb上のリソースを一意に識別するためのアドレスです。
- HTTP (Hypertext Transfer Protocol): WebブラウザとWebサーバー間で情報をやり取りするための通信プロトコルです。
- HTML (Hypertext Markup Language): Webページの構造や内容を記述するためのマークアップ言語です。
Webブラウザは、URLを指定することでWebサーバーにHTTPリクエストを送信し、WebサーバーはHTMLで記述されたWebページをWebブラウザに返します。Webブラウザは受け取ったHTMLを解釈し、Webページを画面に表示します。
Webの活用
Webは、情報収集、コミュニケーション、エンターテイメント、ショッピングなど、様々な用途に活用されています。近年では、WebアプリケーションやWebサービスなども普及しており、Webは私たちの生活に欠かせない存在となっています。