2進数は、0と1の2つの数字だけを使って数を表す方法です。私たちが普段使っているのは10進数で、0から9までの10個の数字を使いますね。コンピュータの世界では、電気信号のオンとオフで情報を処理するため、2進数が使われています。
10進数と2進数の比較
10進数は、10倍ごとに桁が上がります。例えば、123は、
- 1 x 100 + 2 x 10 + 3 x 1
と表せます。
2進数は、2倍ごとに桁が上がります。例えば、2進数の1101は、
- 1 x 8 + 1 x 4 + 0 x 2 + 1 x 1 = 10進数の13
となります。
2進数の利点
- コンピュータで扱いやすい。
- シンプルなため、エラーが起こりにくい。
- 論理演算に適している。
2進数の例
- 10進数の1は、2進数で1
- 10進数の2は、2進数で10
- 10進数の3は、2進数で11
- 10進数の4は、2進数で100
2進数では、1の次は繰り上がるので10となります。11の次はまた繰り上がって100(100進数では4)となるわけです。
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