GoogleAppsのGmail(またはフリーのGmail)では、最大5アカウントまで、他のメールアドレスを追加して、Gmailの受信ボックスで管理が可能です。今まではOutlookなどのメールソフトでで管理していたメールも、Gmailで受信する事により、パソコンを選ばず、どこからでもログインしてメールの確認ができるというクラウドメールならではの利用が可能になります。
<設定方法>
Gmailへログインして受信トレイ画面を開きます。画面右上にギアの形をしたボタンがあるので、そこをクリックして、「設定」をクリックします。
設定画面が開いたら「アカウント」タブをクリックして、「アカウントとインポート」の中にある「自分のPOP3メールアカウントを追加」をクリックしてください。
追加したいメールアドレスを入力します。入力が終わったら「次のステップ」ボタンをクリックして次に進みます。
ここでは、メールの詳細設定を行います。プロバイダなどから送られてきたメール設定情報(パスワード、メールサーバーなど)を元に間違いの無い様に入力してください。
詳細情報が入力完了したら、この画面で「ラベルの設定」を行う事をお勧めします。これは、1つの受信トレイで複数のメールを受信する場合、一目でどこのメールに来たメールなのかを色分けして分かりやすくする様に設定する物です。下図のように「受信したメールにラベルを付ける」にチェックを入れて、その隣のメールアドレスをクリックすると新しいラベルが設定可能になります。
新しくウィンドウが開き、ラベル名の入力になります。メールの用途に合わせてラベルを付けてください。どこに来たのか分かりやすくするために、プロバイダの名前を書くのもいいと思います。ここではプライベート用のメールということで「【プライベート】」と入力してみました。
ラベルの前後に記号などを入れて目立つ様にするのもいいかもしれません。ここでは墨付きカッコ(【】)をつけて目立つ様にしています。入力したら「OK」を押して次に「アカウントを追加」ボタンをクリックします。
設定情報が正しく入力されていれば、受信の設定は完了します。もし間違っている場合は、エラーメッセージに従い、再度設定を確認してください。
次にメール送信の設定を行います。この設定は行う事をおすすめします。「はい」の方を選択して「次のステップ」をクリックします。
メールの利用者名を入力します。ここに入力した名前が、相手に表示される名前になります。日本語も使用可能です。送信時は別のメールアカウントとして送信したい場合は、「別の返信先アドレスを指定」をクリックすると、相手方には違うメールドレスを表示する事もできます。今回は名前だけ入力したら「次のステップ」へ進みましょう。
メールの送信種別を設定します。通常はこのままGoogle Apps(Gmail)のメール経由で送信するを選んでください。現在行っている設定は後で変更が可能です。もし万が一メールのやり取りを行っていて、あなたのメールがどうしても相手方の迷惑メールに入ってしまう場合にはここの設定を「****** SMTPサーバー経由で送信する」の設定に切り替えます。ここでは、このまま上のボタンにチェックが入っている事を確認して「次のステップ」をクリックします。
メールアドレスの確認では、実際に存在するメールかどうかを確認するため、「確認メールの送信」をクリックしてください。
下図の画面になったらウインドウ下部にある「ウィンドウを閉じる」の文字をクリックしてこの画面を閉じてください。
これで受信トレイに戻ると、数分以内に確認メールが届きます。このメールを開いてメール内に書かれたURLをクリックすると確認作業が完了します。
メールをひらいて6行目くらいにあるURLをクリックしてください。
これで確認作業が終わり、設定したメールアドレスでメールの送信が出来るようになりました。
受信トレイに戻ったら、ラベルの設定を確認しておきましょう。Gmailの他にメールアドレスを設定しましたので、ラベルの色分けをしておくと便利です。先ほどは「【プライベート】」というラベルを作りましたので、このラベルの後方でクリックすると色の選択ができます。
新しく設定したメールアドレス宛にメールが届くと、設定した色のラベルがつきます。
複数のメールアカウントを設定した場合には、メール送信時にどのメールアドレスで送信するかを選択する事も可能です。
標準では、Gmailが優先メールとして常に表示されていますが、先ほど設定したメールを常に標準のメールとして送信したい場合は、設定画面に戻り、送信したいメールアドレスの右側にある「デフォルトに設定」をクリックするとその設定になります。
また、メールを受信した際に、受信したメールから返信したい場合は、同じ設定画面の中の「メッセージの受信時」という欄から返信方法の設定を選んでください。
以上