前回Outlook Expressでご紹介しましたが、今回は、Outlook(2016)での設定方法となります。
※2013でも設定はほとんど変わりません。
IMAP を有効にすると Google Apps のアカウントメールを Outlooでも送受信することが可能です。Google Apps の Gmail と Outlook は双方向で通信をおこない同期されます。Outlook で特定のメールをフォルダに移動すると、Gmail 側でもそのメールに移動したフォルダと同じ名前のラベルがつけられ、フォルダと同様に整理することができます。
1. IMAP を有効にする
画面右上の[設定]をクリックし、設定画面を表示します。[メール転送と POP/IMAP]タブをクリックし、IMAP アクセス[ IMAP を有効にする]を選択します。
POP : メールサーバから、メールをコンピュータにダウンロードする方式です。
IMAP : メールサーバにメールを置いたまま、メールボックスの一覧だけをコンピュータに表示する方式です。
2.?Googleアカウントのログインとセキュリティの設定
お使いのGoogleアカウントでこちらにアクセスします。
https://myaccount.google.com/security
上記のURLにアクセスすると、ログインとセキュリティの画面に行くので、
そのページの中に、「安全性の低いアプリの許可」という項目が無効になっているので、こちらを有効にします。
3. Outlook の新規アカウントを作成
Outlook を起動し、新しいアカウントを作成します。
ファイルメニューの[アカウントの追加]をクリックします。
表示された画面のアカウントの追加の画面で、「自分で電子メールやその他のサービスを使うための設定をする(手動設定)」を選び、「次へ」ボタンをクリックします。
「POP または IMAP」を選び、「次へ」をクリックします。
次にメールサーバーの設定を行います。
ユーザー情報の名前の部分は表示させたい名前になるので、お好きな名前を入力し、電子メールは、これから設定するメールアドレスを入力して下さい。
サーバー情報の中のアカウントの種類は[IMAP]を選択し、
受信メールサーバーに[imap.gmail.com]
送信メールサーバーに[smtp.gmail.com]
と入力し[次へ]をクリックします。
アカウント名に完全なメールアドレスとパスワードを入力し[詳細設定]をクリックします。
次にアカウントの詳細設定を変更していきます。
まず「送信サーバー」タブをクリックして開き、
「送信サーバー(SMTP)は認証が必要(O)」をクリックします。
受信メールサーバーと同じ設定を使用する(U)に自動でチェックが入るので、設定は変えずに、そのまま「詳細設定」タブをクリックします。
以下ポートの設定となります。
受信サーバーポート | 993 |
---|---|
暗号化接続の種類 | SSL |
送信サーバーポート | 587 |
暗号化接続の種類 | TLS |
設定が終わりましたら、「OK」ボタンを押し、「次へ」ボタンをクリックしましたら、
テストアカウント設定というウィンドウが表示されて、アカウントの設定確認が始まります。
すべて完了すると、上記の画像の様にチェックが入ります。
エラーの場合は、赤い×印が表示されるので、前の画面に戻り設定を確認しましょう。
チェックが完了しエラーがない場合には、「閉じる」ボタンを押します。
最後に完了ボタンを押すとメールのダウンロードが始まり、Outlook で Gmail を送受信する事が可能になります。
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