2015年3月9日、今年最初のAppleのイベントが行われました。目玉はやはりApple Watchの発売日など。そして気になる値段。他にもいろいろ発表がありましたので、簡単にまとめてみました。
▼今回のイベントでの主な発表
- Apple Store 中国杭州市西湖の店舗がオープンした。
- Apple TVの価格が安くなった。
- iPhoneの何倍台数が累計7億台を超えた。
- 医学的なプログラムのフレームワークResearchKitにより健康分野のアプリが増えている。
- あたらしいMacBookの登場
- 従来のMacBook Pro/Airのアップデート
- Apple Watchの発売日と価格が決定。
今回PCカフェが注目したのはMacBookシリーズ。今後MacBookシリーズはこの”新しいMacBook”がベースとなってProシリーズとなっていくのでしょうか。
今回発表されたMacBookは色が3色(スペースグレイ・ゴールド・シルバー)でiPhone・iPadなどと色を揃えた形になります。
で、外見のスペックがなかなかすごい。MacBook Airの厚みが17.3mmに対して今回のMacBookは13.1mmと24%も薄く出来たということ。
キーボードはフルサイズでキーの設計もバタフライ構造でより薄くタッチした時にまっすぐにボタンが押せるようになっています。
またトラックパッドも通常のクリックよりも強く押した場合にOS上で特殊な機能を呼び出せるようにする「force click」に対応。例えば文章上でこのforce clickを行うと、そのforce clickを行った文字の意味や、住所であればその場所がMapが呼び出され表示されるという形になります。
また、USB、電源HDMI、VGAを1つのポートで管理する新企画のUSB-Cを採用し、本体自体にあまりコネクタを用意しないシンプルな形にしてあります。
ただ気になるのが、Dual Core-Mプロセッサというところ。マザーボードもずいぶんと小さくなり、熱もあまり出さないことからファンレスになっている。処理能力のパフォーマンスについてはHDビデオの早送り程度であまりふれられなかったところを見ると、今回はとにかく小さく軽量化するのが目的だったということか。
そして、現行のMacBook ProとAirに関してもアップデートが行われました。13インチのMacBook Proはプロセッサがアップデートされて、新しいMacBookに採用された感圧タッチトラックパッドが採用されています。
感圧トラックパッドは今後どのようにな利用方法が出てくるのか期待が持てます。
MacBook Airも第5世代のInter Coreに変更になり、同時にThunderbolt2を搭載しました。
新しいMacBookはとにかく軽量だが、スペックがきになる。放熱の問題もわからず、かといって価格がAirよりも高いため、非常に中途半端な位置になると感じます。USB-Cの搭載はシンプルになった反面、ここまで来るとiPadでもいいのでは無いか・・・と思わされる場面もあった。
実際のイベントでのキーノートは以下で見れます。
とりあえず今回購入を予定している人は、相当迷う事になったと思う。CPUのパワーを考えれば感圧センサーで第5世代のインテルになったProが一番という声も高い。一方でAppleファンなら最新のMacBookをとも思う。価格が抑えられていればMacBookで決まりだったかもしれない。
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