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Wikipediaが1月15日で10周年を迎える

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オンライン上の百科事典として知られるウィキペディアのサイトが2011年1月15日で10周年を迎えました。世界中でこの事が祝福されており、また世界各地でイベントが開催されている。

▼ウィキペディア10周年ページ
http://ten.wikipedia.org/wiki/Main%20Page/ja?uselang=ja

ウィキペディア(Wikipedia)はウィキメディア財団が運営するサイトで世界各国のサイトが用意されてる。このサイトには広告などが配信されておらず、運営は個人や団体からの寄付により運営されており、さらにはこの百科事典の情報は誰でも自由に変更が可能で視聴者がウィキペディアの内容に対して自由に追記などが可能。

ウィキペディアは世界中の人々が情報を出し合い、利用者同士が記述をチェックし合うまさに叡智の共有サイトとも言える。

誰でも編集ができるから、、、、

こうした形で運営されているメディアであるため、専門家などによる査読が不十分んで情報の信頼性を指摘する声も少なくないが、2005年科学誌ネイチャーが科学用語についてブリタニカ百科事典と比較をしたところ、ウィキペディアの方が間違いが少なかったという発表を行った。

個々が情報を編集できるため、価値観に差があるような記事では意見の対立などから記事の編集合戦が起こるケースがあり、こういった争いがおこると、ウィキペディアの管理者が一時的に記事を保護し、編集ができない状態になる。

また「荒らし」などの被害を受けて情報を削除されてしまったり、不適切な言葉や虚偽の情報にされてしまうなど悪意ある行動により記事の内容を乱される事もある。しかしながらこれらの行動への対応も素早い。

類似のプロジェクトもある

このようなウィキペディアの問題点を解消するために査読制限などを設けた類似のプロジェクトも立ち上がっている。例えば「スカラーぺディア」というプロジェクトは、査読制限があり、記事の執筆にはノーベル賞受賞者やフィールず賞受賞者など科学分野の第一線の研究者たちが参加している。ウィキペディアと違い、計算神経科学、力学、コンピューター知能など、科学系の内容が中心。

▼スカラーぺディア(SCHOLARPEDIA)
http://www.scholarpedia.org/

他にもシチゼンディウムなどは、ウィキペディアの設立者の一人であるラリー・サンガーが提唱したもので、各記事に記事の内容を審査する管理者を置いているのが特徴。記事の信ぴょう性を高めるために、掲載する情報源を提示し、編集者の履歴書の提示などを求めている。

▼シチゼンディウム(Citizendium)
http://en.citizendium.org/wiki/Main_Page

10周年にあたって

2001年1月に、ラリー・サンガ―とジミー・ウェールズによりスタートしたオンライン百科事典プロジェクトがウィキペディアである。ウィキペディア10周年ページでは、10周年にあたってのジミーウェールズからのメッセージや10周年イベント、ウェブサイトで使える10周年を記念したロゴの配布などを行っている。

▼ウィキペディア10周年ページ
http://ten.wikipedia.org/wiki/Main%20Page/ja?uselang=ja