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Windows11 OSを入れ替える大規模更新を10月1日より開始

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2024年秋のアップデートはAIを搭載したOSレベルでの大幅変更に

マイクロソフト社がWindows11の提供を開始したのは2023年10月5日からで、スタンドアロンコンピューターとしてのWindowsから、クラウド時代にあったMicrosoftのクラウドサービスとの連携が軸となったものとなりました。

それから1年が経過し、2024年10月1日、OSのコアにAIを搭載する大幅なアップデートが公開されました。

従来のWindows Updateでは追加的なアップデートでしたが、今回はOS入替レベルのアップデートになります。

今回のアップデート「Windows 11 24H2」

今回のアップデートは、互換性が確認された対象デバイス徐々に提供が拡大されるようで、まずはWindows22H2または23H2のアップデートを行ったPCでWindows Updateの設定を「利用可能になったらすぐに最新の更新プログラムを入手する」の設定を「オン」にしてある端末を順次行って行くようです。

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もし、順次アップデートが回ってくるまで待てないという方は、Windows 11 インストールアシスタントを使ってWindows11 Version 24H2をすぐにインストールする事もできます。ただしこの方法はおすすめできません。Windowsアップデートが順次回ってくるのには理由があります。やはり全てのハードウェアに対応しているわけではないため、アップデート後に不具合が報告される場合がある為、それらに対応しながら順次進めているからです。

>>Windows11 インストールアシスタント(Microsoft英語版)

現在のWindowsのバージョンを確認するには

現在自分が利用しているWindowsのバージョンを確認するには、「Windowsメニュー」から「設定」を開き、「システム」の中の「バージョン情報」を見るとそのバージョンがわかります。

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ここでは、現在使用中のプロセッサの世代も確認できます。後述する不具合についてはプロセッサの世代によっても発生するため、その内容を確認しておいてください。

今回の主なアップデート内容

今回の主なアップデート内容は、Windows11にという際されているCopilot+PC向けの機能が多数含まれていて、これに対応したCPUを搭載したコンピュータであれば、Windows上でのリアルタイム翻訳や画像生成などが可能になります。

また、ユーザーインターフェイスも改善されエクスプローラーによるファイル操作がより直感的になり、Wi-Fi7への対応や無線LANプライバシーの強化、TeamsやVoice Clarityの機能改善などが行われています。

アップデートによる不具合も報告

これだけの大型アップデートですので、既に不具合も多く発表されています。22H2、23H2になっていたとしても、ハードウェアによってはブルースクリーンになって起動できなくなったり、再起動を繰り返したりという現象があるようです。またMicrosoft以外のソフトウェアなどは更にソフトが起動できない、正常に動作しないなど様々な問題が発生する場合があります。

そのため、すぐにアップデートする必要が無い人は、「利用可能になったらすぐに最新の更新プログラムを入手する」の設定を「オフ」にして不具合などが解決されてからアップデートする事をお勧めします。

※Windows Updateは自己責任で行ってください。

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